2年後の信州総文祭 将棋部門 全国高等学校将棋選手権の開催に先立ち「2年前イベント」として長野県教育委員会と長野県高等学校文化連盟将棋専門部の主催で、県内中高生を対象にした「将棋交流会」を企画しました。

 

プロ棋士の石川陽生七段、伊藤真吾五段、高見泰地五段に加え、地元長野市出身の田中悠一五段がご来訪。

指導対局、大盤を使っての将棋講座、各棋士による詰将棋の出題、参加者同士手合をつけての親睦対局会、リレー将棋・・・と盛りだくさんの内容です。

 

 

 

開会式

中高生の参加者は96名!県内各地から多くの参加があり、総文祭マスコットの「信州なび助」も大感激!

ちなみに高見泰地五段は「信州なび助」のことを「かわいい、かわいい」ととても気に入られていました。

記念写真を撮る高見五段となび助。写真をチェックする高見先生を心配そうに見つめる「なび助」は確かに可愛らしい!

 

 

 

指導対局

100名近い生徒たちが1人一回は必ず指導を受けられるように配慮されています。

 

毎年2回松本市で行われる窪田空穂生家将棋教室に来てくださる石川陽生七段

長野市出身の田中悠一五段

長野県ではなじみの深いプロ棋士です。おふたりは7月にも「小海小学校訪問」「窪田空穂生家将棋教室」と長野県内でご指導くださいました。

 

高見泰地五段は6月に松本の「市民タイムス杯」でゲスト出演されました。

「田中悠一先生の大学の後輩なので、今回一緒に仕事ができて嬉しい」とおっしゃっていました。

 

伊藤真吾五段は長野にはあまりいらしたことがないとのこと。これを機会に長野の将棋シーンにたくさん登場していただきたい素敵な先生です。

 

 

 

プロ棋士の将棋講座

高見先生は「序盤の考え方」

伊藤先生は「終盤のコツ」

石川先生には「マル秘戦法」について講義していただきました。

石川先生は日本各地はもちろん、海外へも積極的に足を運び将棋の普及に務めておられます。

8月18日よりアムステルダムでのヨーロッパ選手権にご参加。

次に機会がありましたら海外での将棋のお話を聞いてみたいと思いました。

 

 

親睦対局会

 

参加者同士の親睦を目的とした対局会も同時開催。よくみるとそこここに「これは何の大会の決勝戦?!」といいたくなるようなカードがあちこちに。高校生にとっては秋の新人戦に向けて良い練習ができたのでは・・と思います。

 

 

 

お楽しみ企画リレー将棋

 

参加希望者をざっくりふた手に分けた即席チーム同士の対局。

地域も年齢もバラバラなチームです。息が合えば嬉しいし息が全然合わなくてもそれも楽しく、最初から最後まで笑い声が絶えませんでした。

ひょっこり田中先生も混ざってます☆

勝ったチームには賞品が用意されていました。

 

 

 

お楽しみ企画 懸賞詰将棋

石川先生、伊藤先生、高見先生からそれぞれ出題していただきました。

正解者の中から抽選で豪華賞品進呈とあってみんな真剣です。

 

 

メディアの取材

 

2018年信州総文祭は、長野県あげての大きなイベントだけあって県民の注目度も高いのです。

テレビではNBSとTSB、新聞は信濃毎日新聞の取材がありました。

(NBSでは期間限定で当日の放送が見られます→こちら

 

地元の棋士ということで田中先生には取材の集中攻撃。

たくさんの生徒もインタビューを受けていましたが、みんな落ち着いて受け答えをしていてすごいなーと思いました。

むしろ取材を受けている生徒をハラハラしながら見守る顧問の先生の姿が微笑ましかったです。

 

 

親睦対局会・懸賞詰将棋 賞品進呈式~閉会式

サイン本にサイン色紙・・・・プロ棋士の先生方のご厚意に甘え提供していただきました。

プロ棋士からいただいた宝物。励みになります!

 

楽しかった一日。

生徒のみなさんみんながニコニコしていたのが印象的でした。

2年後の信州総文祭への期待も高まるよいイベントになりました。

 

企画してくださった長野県教育委員会のみなさん、

将棋部門担当の各高校の先生方ありがとうございました。

 

イベントの裏側で

 

【将棋専門部先生方の連絡会議と生徒の協力】

昼休みの時間を割いて、将棋部門の先生方の会議が行われていました。

広い長野県。全県の先生方が集まる機会は貴重です。

わずかな時間の中で2年先の全国大会にむけてかなり細かいところまで詰めて話をされていました。

 

大会終了後、係の生徒たちが先頭に立って会場の清掃。

広い会場の隅々まで、あと玄関まわりやスリッパの整理まで責任をもってきれいにしくれていました。

 

 

 

番外編その1(プロ棋士控室)

先生方のお昼休み。

楽しく歓談している素顔の先生方。

 

 

番外編その2(プロ棋士控室)

伊藤真吾先生は桃が好き。大好き。

桃が好きすぎて小さいころの夢は「ももやさん」だったそう。かわいい!

長野の桃を手にテンションマックス!サービスショットをいただきました!

 

 

番外編その3(プロ棋士控室)

懸賞詰将棋用の賞品に伊藤先生、高見先生にはわずかな休憩時間に色紙を書いていただきました。(休憩になりませんね・・・すみません)

 

 

番外編その4(プロ棋士控室)

一目惚れした(!?)「信州なび助」のクリアファイルとストラップに喜びを隠せない高見五段。

 

 

~これでレポート終わりです~

☆レポートに使い切れなかった写真も含めてイベントPVを作成しました。

お時間がある方は見て下さいね☆→youtube

 

 

【イベント参加校と人数】

 

【高校】

中野西 1

長野工業 6

長野南 5

屋代 3

稲荷山養護1

上田 12

丸子修学館 8

野沢北 6

野沢南 6

佐久長聖 3

岡谷南 1

伊那北 15

松本深志 4

大町岳陽 3

松本第一 11

信濃むつみ 1

 

 

 

 

 

 

 

 

【中学】

長野市立東部1

松代 1

丸子北 1

北御牧 2

伊那東部 3

木曽町 1

松本市立菅野1