松本のお隣、岐阜県は高山市に行ってまいりました( ̄▽ ̄)ゞ
高山市までは自宅の白馬からなら、本来は約三時間半ほどでしょうか
この日は土曜日ということもあって、所々で大型のすれ違い渋滞があり、予定の時間よりだいぶ遅れて到着しました
さて、今回なぜこちらにお邪魔したかと言いますと、暇だったからです!
(…いやいや、うそです(>_<)いつもバロー高山店で行われる子供将棋大会の見学と、高山将棋教室の様子を『勉強』させていただこうと思ってやって来ました)
この日の高山将棋教室は、明日に控えたバロー高山店子供将棋大会のために、浦野真彦八段を迎えての開始です
普段は普及指導員の淺井さんと平野さんが主に指導しておられるようですが、この日は飛騨支部の鷹野さんもご指導に当たっておられました
生徒は二十名弱が集まっており、みんな学年に関係なく仲良くしている雰囲気がほほえましかったです
保護者の方も率先して会場の準備をされて、先生と生徒、一丸となってこの教室を守っていこうとしている姿が印象的でした
来訪された浦野八段は、初めて将棋の専門誌で拝見した時から、全く変わっていないのに驚きます
河口俊彦先生の著書だったか(?)、「細面で歌舞伎役者のよう」と評されていたのを思い出します
まずご指導に入る前に、詰め将棋を通して玉の捕まえ方のコツをお話してくださいました
「最初は駒を捨てないのに、最後は駒を捨てて捕まえる」とか「三手詰めの組み合わせで詰め将棋は長くなっていくので、まずは短い問題をきちんと解けるようにしておく」など、有段者が聞いてもためになるような話もありました
難しいお話も軽快な語り口で面白く話してくださるので、子供たちも黙って聞き入っています
でも、浦野八段はそういう時の方が心配になるそうです(笑)
子供はどんな時も元気な方が子供らしいかも知れませんね
(´ω`)
指導の順番はみんなでクジを引いて
最初、淺井先生が希望者を募りましたが、みんな緊張してか手が挙がりませんでした
こうしたところで積極的になれないのは、どこの教室の子供も一緒ですね
(・∀・)
でも将棋の中身は消極的とは程遠かったです
私も何局か指しましたが、元気一杯全部の駒を使ってぶつかってきます
きちんと囲いも作ってくるので、動かさない駒がありません
指導員二人でこんな細やかに指導が行き届いていることに驚きます
平野先生は私のような若輩からも、いつも何かを得ようと貪欲に目を配ってきます
平野先生に「この方法取り入れていますよ」と言われるのが嬉しくて、つい大袈裟に子供に教えてしまいました
調子に乗らないように反省せねば
(((^_^;)
無邪気な子供たちを征する淺井先生は、三面持って駒落ち対策を伝授していました
この先生はぼやきながら子供たちを本筋に誘導するという、素晴らしいテクニック(?)をお持ちです
これがまた演技か本気かわからない(笑)
定跡や手筋の知識に長けていないと、本当のぼやきだけになってしまう手法で、勉強不足で感情論に逃げるタイプ(そうです。僕です。)には真似できない方法だと思いました
ちなみに、この日はやっておられませんでしたが、平野先生は指導にパソコンソフトを導入しているそうです
具体的な方法も聞きましたが、大変勉強になりました
これなら私のように技術力のない人間でも、子供に見合った指導が出来ます
さて、ついでに紹介しておくと、子供たちと将棋も指さずに、お母様方とおしゃべりばかりしていた、「かみやさん」も今回助っ人と称してデレデレしにやって来ていました
というか、本当はこの人に呼ばれたんですが(笑)
かみやさんは中京詰将棋界でその名を馳せるだけあって、様々な詰め将棋を出題していました
中で最後に出題した問題に、悔しがりながらも挑戦し続けた子がいて、印象に残っています
しかし、最後の解答も不正解
その筋は実戦的で面白かったので、続けてくれれば強くなるだろうと思います
この教室にはそうした原石のような子供たちが集まっています
でも、この、みんなが一丸となった環境が、どの子にもそうした光を与えているんだろうなと感じました
高山将棋教室、本当に楽しくて素晴らしい空間です
最後に浦野八段は
「指導を受ける時には負ける方がいい
負けた時の方が反省点もよくわかるし、次に繋がっていく」
というお話をしてくださいました
長い間続くこの教室が、どんどんと次に繋がっていくことを心より願っています
m(_ _)m
ついしん
懇親会が超面白かった(*≧m≦*)
お店の料理も日本酒も最高でした♪
(料理ブログにアップされているやもしれません)
まぁ
さらに面白かったのが二次会だったんですが…
書けないことだらけで何ですが、来年はお泊まりでバロー高山店子供将棋大会にお出かけされることをオススメします
ヽ(´ー`)ノ